熊本県美里町払川にある「御坂遊歩道日本一石段」。うわさには聞いていたが、やっと訪れることができた。山間の川沿いに数件の有料駐車場とともに、その登り口が待っている。通っていた高校が山の上にあり、毎朝136段は登っていたのだが、三千段を超える階段。まったく想像できない。
さぁ登っていこう。
立派な灯篭。ところどころにオブジェクトが置かれる。
５００段目から不定期段数表示。この時点で、すでに途方もなくなっているので、自分の位置が分かるのは大変ありがたい。
階段は直線ではなく、所々で曲がる。
杉の木立の木漏れ日が応援してくれます。
数か所、途中にこういった変化も。階段ではない場所にすごくホッとします。
ようやく半分ちょっと。すでに全身から汗が噴き出しています。
３０００段。
そして、頂上が見えました。
頂上からの展望。
登った後にも遊歩道があり、１キロほど進むと金海山大恩教寺釈迦院の境内に入る。
この日は、スポーツ少年団や部活動生など、子どもたちが勢いよく登り下りしていた。さすがに軽い分、軽快に登っている。年末にはこの石段を使ったRed Bull 白龍走という大会も開かれているようだ。ここを走って上り下り、何往復もするとは、うーん。同じ人間とは思えない。観光で気軽に訪れるのであれば、タオルと着替えは持って行ったほうが良い。汗だく必至。
登りは当然辛いが、下りは膝に来ているうえに、延々と続く段差を追う自分の目がおかしくなる。転ばないようにゆっくり降りたほうが良いだろう。登坂トレーニングには木陰と雰囲気と最適である。
コメント