Forerunner 955 dual solarに更新したよ

トレイルランニング

コロナ禍も3年目を迎え、ウルトラマラソンもようやく大会がちらほらと開催に向けて動き出しているようですね。最後に走ったのが、2019年の沖縄ウルトラでしたから、随分と走ってない。阿蘇カルデラの開催も期待していたが、地震の影響とコロナ禍で復興大会ももう少し先かな・・・。そんな中、少しでもモチベーションをあげようと、これまでの愛機Foreahlete 935から945を飛び越えてforerunner 955 dual solarを購入。935との比較しながら紹介していこう。やはり新ガジェットは心躍る。

ソーラーで心も充電!?

一番の変化は何と言ってもDual solar。ぎらつく太陽はエンデューロレースに心身ともに影響を与えるが、ソーラーで発電できていると考えると、そんな太陽も追い風となる。太陽の力を借りて時計の稼働時間を増やすことができるには何とも頼もしい。solar機能を省いたとしても、955の電池の持ちはかなりの進化だ。仕様による説明によると以下の通り。

モード Forerunnner 955 Dual power ForeAthlete 935
スマートウォッチモード 約 15 日間+5 日間 最大2週間
GPSモード 約 42 時間+7 時間 最大21時間
マルチGNSSマルチバンド+音楽再生モード 約 8.5 時間 無し
マルチGNSSマルチバンドモード 約 20 時間+2 時間 無し
Ultratracモード 約 80 時間+30 時間 最大44時間

右の項目の+の部分が太陽の力の恩恵の時間。私の場合、100キロまでのウルトラマラソンしか参戦しないので、マルチGNSSマルチバンドモードでの22時間でも十分なのだが、ソーラー無しでも、20時間も正確な位置を刻んでくれるのは、機種の進化を感じる。ちなみに、935ではマルチGNSSマルチバンドモードはできない。同じGPSモードで比較すると935では21時間、この955では42時間と圧倒的進化を遂げている。

画面サイズも重量も増えたが全く不満はない

935との比較

画面サイズは240ピクセルから20ピクセルアップの260ピクセル、それに伴いディスプレイサイズも少々アップ。サイズは大きくなったのだが、付けている感じはそんなに大きさを感じない。935より腕への装着感が気持ちよく、バンドの滑らかさもあるだろうが、走っているときもずれもなく、視認性も良い。重量は4グラムアップの53グラム。違いは全く感じない。

Forerunnner 955 Dual power ForeAthlete 935
サイズ 46.5 x 46.5 x 14.4 (mm) 47 x 47 x 13.9 (mm)
重量 53 g 49 g
解像度 260 x 260 ピクセル 240 x 240 ピクセル
ディスプレイサイズ 直径1.2インチ(30.4 mm) 直径1.3インチ (33 mm)

画面のタッチ操作が可能。そして、地図が表示できます

ここも大きな進化です。画面のタッチ操作に対応。画面の切り替えが指先で軽く撫でるだけで行える。反応も良く。傷防止のフィルムを張ったのだが、それで感度に影響が出ることもなかった。また、地図が標準で入っており、この地図をスクロールする時もタッチ操作が役立つ。

健康モニタリング機能が充実

935に比べ健康モニタリング機能が多数搭載されている。935では、睡眠中の時間と動きを監視する機能はあったのだが、それに大幅プラス! ガーミンコネクトで自分の体の状態が数値で分かる。これって専属のトレーナーがいるみたいで気持ちが良い。以下に増えた機能を示す。例えば、Body Batteryエネルギーモニタは、自分の残っているだろうパワーをグラフで見ることができ、その後の活動の参考になる。

安静時心拍数 異常心肺アラート 呼吸数 血中酸素トラッキング
フィットネス年齢 Body Batteryエネルギーモニタ ストレスレベル計測 リラクゼーションリマインダー
リラクゼーション呼吸タイマー 睡眠スコアと洞察 水分補給トラッキング 女性のための健康トラッキング

トレーニングレディネス機能で無理のない負荷を

これまでのトレーニング負荷や睡眠の状態、ストレスなどを総合的に分析して、トレーニングの準備ができているかを数値で示してくれ、無理のないトレーニングに繋がり、怪我防止に役立つはずである。また、毎朝、モーニングレポートというものが表示される。この中では、睡眠の状態がどうであったか、回復しているのか、体の状態に合わせたトレーニングの提案がされる。自分でトレーニング内容を考えないで良いのはかなり楽。効果が出るのかは、今後この機能に従いトレーニングを続けて検証する。

少しの光でバックライト無しでも見えるディスプレイ

これは、935でも感じたことだが、画面の底? 液晶の下? が反射するような感じで、少しの光があれば、バックライトが無い状態でも、画面表示が認識できる。詳しい技術は分からないが、半透過メモリインピクセルというものを使っていて実現しているようだ。こんな工夫もバッテリーの節約に役立っているのだろう。

自分の体を知るため955は買いでしょう

多くの機能が追加され、まだまだ深く使いこなせていない部分もある955。今後のトレーニングとレースで最高の相棒となりそうだ。とりあえずは風呂の時以外はしっかり付けて自分の体を知ることから始めます。楽しみ楽しみ・・・

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