何の制限もなく飛ばしていた頃がすでに懐かしい。人口密集地を避け、きちんと機体の整備をし、安全第一で飛行してあの頃。しかし、法律がない状態では、無謀な輩が出るのは当然の結果。イベント上空で墜落させ怪我人を出したり、夜間飛行でテレビ局の鉄塔にぶつけたり・・・。今の時代、軍事転用もされているドローン。自分たちで、己の首を絞める形で規制がどんどんと強化されてきた。そして、6月20日より、ドローンの登録が義務化される。これにより悪質な操縦者が減ること、ドローンのイメージ向上に役立てばよいと思う。どんどん登録しませう。
まずはアカウントの開設
アカウント開設では、氏名や住所などの基本情報、メールアドレスとパスワードの設定を行う。開設に成功すると、メールにてログインIDが送られてくる。そのログインIDと設定したパスワードでログインし、機体の申請へと進む。
機体の登録
①本人確認方法登録
機体の登録は「新規登録」から行う。まず最初にログインした人物を確認するため、本人確認手段を選ぶことになる。①マイナンバーカード、②運転免許証、③パスポート、④書類郵送、の4つが用意されている。私の場合は②運転免許証で行った。これはクレジットカードの申し込みのような感じで、スマホにより免許証の裏表、斜めから、顔の撮影、動画での顔の撮影を行う。スマホで行うのだが、5分もあれば簡単にできる。
マイナンバーカードでの申請が一番安い
それぞれの申請方法では手数料が異なる。①マイナンバーカードでの確認が一番安くできる。この場合1機目が900円。2機目以降が890円となる。②③④の場合は、1機目1,450円、2機目以降は1,050円。私は運転免許証での本人確認で、3機登録したので、1,450+1,050+1,050=3,550円。これが、マイナンバーカードで行えば、900+890+890=2,680円。ちなみに、私は読まずに進めたので、3,550-2,680=870円も多く払ってしまった。慌てる何とかは・・・というやつである( ;∀;)
②所有者情報入力
所有者の名前や住所を登録する。
③機体情報の入力
ここでやっと、機体情報の入力になる。2つのカテゴリ(DJIなどのメーカー品か、自作機か)別で登録をしていく。私の場合は、3機登録するのだが、すべてDJIなので・・・と思ったら、私の持っている機体はMavic 2 ProとPhantom 4、Phantom 2 Vision+。Mavic 2 Proはドロップダウンリストにその機種があったのだが、下の2機は古すぎてリストにない(2021/12/20現在)・・・ということで、自作機の方に入力した。リストにある機種は重量などの情報が自動的に入力される。
追記> 後日メールにて、機種がリストに登録された旨の連絡があった。が、再度申請を修正してほしいとのこと。
④使用者情報の入力
私の場合は所有も使用も同一なので、「所有者と同じ」を選ぶ。
無事、申請が終わると申請受付番号の入ったメールが届く。
手数料の振込
申請に不備がなく、受領されると手数料の振込依頼のメールが届く。
ログインし、振り込み方法にクレジットカードを選択。しかし、入金確認のメールは来ず。このシステムでも払い込み完了の文字は見当たらず・・・。クレジット会社からの引き落とし確認メールは来たのだが・・・。まぁ大丈夫だろう。
機体番号の入手
振り込んで翌日には、無事、登録完了のメールが届く。
2021年12月20日に申請をして、2022年1月4日に申請修正依頼、1月6日に登録完了となった。年越しを跨いだので、正確な日数はレポートできないが、1週間もあれば登録できるのではないか。ドローン登録システムにログインし、申請内容の詳細の中に、機体登録番号が記載されている。6月20日以降はこの番号を機体に張り付ける義務がある。
このメールを見ると、有効期限は3年間となるようだ。この登録制度が正式に運用開始となる6月20日が基準となるようだ。さらに注意する点は、6月20日までに登録した機体にはリモートID(期待から定期的に機体IDを発信する装置)装置を付ける必要はないが、以降に登録する機体はその装置を取り付ける必要がある。
6月20日から登録義務が生じるドローン登録について書いた。ドローンが我々の生活をよりよくするパートナーとなるようしっかり決まりを守って飛ばしていこう。
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