第2回ノルディスクアドベンチャーチャレンジ嘉麻 -nordisk Adbenture Challenge KAMA 2nd-

トレイルランニング

1種目のレースより何倍も楽しいアドベンチャーレース!

このレースは、福岡県のほぼ中央に位置する嘉麻市の体験型宿泊施設カホアルペをスタート&ゴールとするアドベンチャーレース。オリエンテーリングとトレイルランニング、リバートレッキング、マウンテンバイク、カヤックの5種目を3人1チームで嘉穂アルプスを味わい尽くすレースである。総距離も約15キロと初心者でも十分に楽しめるレースになっている。

まずは①オリエンテーリング約3.5km

スタート直前に渡されるオリエンテーリング地区。最短コースを探せ!

このレースはコースマップと初めて対面するのは、スタート前。そこに示されている目標物にチームでコースプランを立て、目標物とチーム全員で記念写真を撮ることでチェックポイント通過とみなされる。今回は3か所のチェックポイントが設定されていた。案内にはコンパスも必携となっていたが、そこまでの難易度は無かったが、登り基調のロードである。

②トレイルランニング&リバートレッキング&(謎のトライアル)

展望は1か所だけ。嘉穂が見渡せる

分かりにくいが、リングをフックにかけるトライアル

①ですべてのチェックポイントを通過したら(通過したしたのことを確認するためスタッフが写真をチェック)、トレイルランニング区間へ入る。コースは序盤、川の横を進むのだが、途中、川の中に入ったり横切ったりするコース設定(リバートレッキング)である。2.5kmほど登りきると1kmほど下り、マウンテンバイクのトランジション地点へ到着(エイドステーションもある)。しかーし、そのままマウンテンバイクに乗れるのかと思いきや、リングをフックに掛ける謎のトライアルが待っていた。
それは、紐にぶら下げられた直径5センチほどの金属の輪を、ブランコのように放って、その先に取り付けられたフックに掛けるというトライアル。1チームのうち、1人成功すればマウンテンバイクパートへと進むことができる。我がチームにはこれに大苦戦! 10分ほど格闘することに・・・(どんどん他のチームに抜かれる・・・)

③マウンテンバイクパート

序盤はロードを快調に飛ばすもすぐに山へと入っていく。それもエグイ坂道の連続・・・。乗り続けるのは無理・・・ということで、降りて押したり、転倒したり、泥だらけになりながら進む。これが、また少年時代に戻ったようで実に楽しい。マウンテンバイクというものは、不整地を走るものだと実感する。今回は嘉麻市観光協会が用意してくれたレンタルバイクで参戦したが、こんな楽しければと物欲も出てしまう。山道と格闘すること約8キロ。実に楽しい区間。

④最後はカヤック

奥町池をくるくる

マウンテンバイクは山を下り、奥町池へ。ここで、カヤックで決められたポイントを周回する。3人一度ではなく1人ずつのリレー方式だ。普段カヤックに乗る機会なんて皆無。へっぴり腰で乗り込むも、なかなか安定している。オールで水面を掻くとすいすいと進んでいく。方向調整も徐々に慣れてくる。水面ぎりぎりからの景色はこれまた非日常である。実に気持ちがよい。1人300メートルほどの距離。もっと乗りたいと思うこと間違いなしである。3人目が戻ってきたところでゴールとなる。あとは乗ってきたマウンテンバイクで、レースの反省をしながら、スタート地点のカホアルペまで自走して終了となる。

この日は、なかなかの風雨で、コンディションとしては悪い方であったが、暑さはなく、十分に楽しかった。歳とって泥まみれになることもなかなか無いことなので、少年時代に戻ったレースだった。そして、種目が複数あると気持ちの切り替えもでき、新鮮さが保たれレースのモチベーションも上がるのもアドベンチャーレースの魅力の1つだ。

前夜祭も充実。ゲストはあのアドベンチャーレーサー田中正人

このレースはNORDISKと嘉麻市が全面協力していることもあり、前夜祭での食事、飲み物。参加賞、入賞の副賞など豪華であった。それだけでも参加の価値あり。個人的には、憧れのチームイーストウィンドの田中正人選手がゲストとして参加。前夜祭では、アドベンチャーレース(こっちは本物のアドベンチャーレース)の紹介を自身が参加したレースのスライドショーを交えながら行った。生で聞くレースの迫力に終始圧倒され、充実した前夜祭となった。

豪華な食事に舌鼓

嘉穂牛はその場で焼いてくれました! 絶品!

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