第1回下甑ぐるっとマラニック

マラソン

甑島は鹿児島西部に位置する島

記念すべき第1回の「下甑ぐるっとマラニック」に出場してきた。恥ずかしながら、今大会で初めて「甑島」なる島を知った次第。その島は、鹿児島の西部に位置し、薩摩川内市となっている。上、中、下の3島からなっており、島間は美しい橋で繋がれており、雄大な島と海と橋の景色は圧巻。フェリーで行くなら串木野新港から、高速船で行くなら、川内港から行くことになる。

甑島まではフェリー「結 Line こしき」で

前夜祭、マラニック、後夜祭と内容の濃い2日間

さて、マラニックは、下甑島南部の手打浜からスタートし、時計回りに下甑島を一周。また手打浜まで帰ってくるワンウェイコースである。マラニックであるから順位はつかない。競争ではないが、制限時間8時間の、しかも獲得標高が1800メートルほどの結構タフなコース。しっかり準備して臨みたい。
スケジュールは、前日に受付と前夜祭、当日は朝6時30分から開会式、7時スタート。15時に関門の8時間の制限時間。19時から後夜祭と内容の濃い2日間となる。おいしい料理はもちろんのこと、選手同士や地元の方々、スタッフと交流のできる充実した内容である。前夜祭、後夜祭は希望制だが、参加をお勧めする。また前日昼食によった「α夢(あるふぁむ)」もおすすめ。歴史を感じさせる落ち着いた店内と、43年間、値段据え置き(ママ談)の安くて、うまくて、ボリュームのあるメニューが揃う。渡すはポークカツレツを食す。

前夜祭でも焼酎充実!

前夜祭では新鮮な刺身から炭水化物まで盛りだくさん

後夜祭も地元の新鮮な食材に舌鼓

安い!うまい!大満足の「α夢」

暖かい応援と、結構な登り、長い下りと飽きないコース

レース当日の天候は曇り、17℃。ウィンドシェルを羽織ってちょうどよい感じ。午後からは小雨の予報。スタイルとしては、標高の高いところを走ることになるので、ウィンドシェルは必ず装備した方がよい。この日は風はそんなに強くはなかったが汗をかいた体には心地よいを通り越して少し寒いぐらいであった。地元の方からは風の強い日が多いとのこと。エイドは約10キロ間隔で配置されているが、気温によっては、飲料水を持っておくこともお勧め。ちなみにエイドはマイカップを使う。
コースの方は手打浜のスタートから1.7キロほど、と、後半の長浜から手打に帰ってくる11キロ以外はアップダウンを繰り返す。最初の1.7キロの沿道にはなんと、大漁旗を大きく振って、バケツなどを打ち鳴らす盛大な応援隊が! なかなかこんな応援を受けれる大会はないかと・・・私には初めての経験。おかげで足取りも軽く進んでいく。喜びも束の間、あっという間に登坂コースとなる。ちなみに、この大会は、下甑の集落をすべて回る。その集落ごとにエイドが用意され、地元の方々が、たくさんの食べ物を用意し、待ってくれている。山を越えて集落エイド、また山を越えて集落エイド・・・という感じである。途中には、牧場の近くで牛と出会ったり、島特有の山と海の美しい絶景が広がり、ランナーを飽きさせない。登りは確かにきつい(獲得標高は1800メートルほど)が、その先には、地元の方々の愛の詰まったエイドが用意されており、その方々との触れ合いもこれまた楽しい。あっという間の54キロの島巡りであった。

下甑南部を一周。すべての集落を時計回りに走る

登ったり下ったり・・・

大漁旗で応援してくれる! 元気出ます!

大会には牛も参加!? 近くの牧場からの珍客です(笑)

エイドの応援で元気100倍。食べ物充実してます。

海岸から一気に山へ。登りはタフです。でも絶景が待っているぞ

自衛隊ガメラレーダーも見える。この山超えるんです(-_-;)

イカ釣りも有名らしく、帰りの港で釣り人さんが釣っていた。

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