iPhoneを紛失して気付く、事前設定の重要性

忘備録・tips・雑記

この度、娘がiPhoneを落とし紛失。その後の対応で大変苦労した(-_-;) しかし、このことで事前の設定の重要性を思い知らされたので、こんなことにならないようにとここに記しておく。

娘からの「iPhone落とした!」

県外に住む娘からの久しぶりの連絡が「iPhone落とした!」。なんでもバスに乗るために急いでたらしく、走って乗り込んだところ落としたことに気づいたよう。しかし、バスを停めるでもなく目的地へ行ってしまった、とのこと。こんな非常時に役立つのがIOSに備わっている「探す」アプリだ! 当然、私のiPhoneで「探す」アプリを起動した。
IOSの「探す」アプリ

さぁ「探す」機能を使おう

「探す」アプリを起動したらまず①「自分」をタップして、表示される「自分」タブを上部まで引き上げると②「友達を助ける」があるので、タップする。
「友達を助ける」をタップ
そうすると、サファリが起動し、iCloudへのログインと進む。ここで、「別のApple IDを使用す」をタップし、娘のApple IDでログインを試みる。
別のApple IDを使用 iCloudログイン

が、ここでも問題発生! なんと娘がパスワードを覚えていないという事態がわかる。でもこの時はリセット掛ければいいかなーぐらいに考えていた・・・。

Apple IDのリセットができない

AppleIDまたはパスワードをお忘れですか?

では、リセットを掛けてみよう。「Apple IDまたはパスワードをお忘れですか?」をタップ。

サインインできませんか?

パスワードのリセットをしたい娘のApple IDを入力して、「続ける」をタップ。

電話番号の入力

電話番号を聞いてくるので、下2桁が表示されている番号を入力。ここに表示されていたのは、娘の携帯番号。この番号しか登録していなかったのが、今回の肝となる部分。この番号は、「設定」→「iPhone端末の名前」→「パスワードとセキュリティ」→「信頼できる電話番号」に登録されている番号になる。既定の設定では、その端末の番号しか登録されていない、ので上で表示されるのは1つの番号のみとなる。入力後「続ける」をタップする。そうすると、この番号にSMSでパスコードを送った旨のメッセージが・・・・(-_-;) 当然、iPhone端末そのものを紛失しているから、パスコードは分からない! うーん。これはアップルサポートに聞いてみよう!

サポートに電話するも

さて、これまでの端末を話し、どうすればいいかを聞いてみた。さまざまな対応を親切・丁寧に一緒に考えていただいたのだけど、結論としては、パスコードを確認する手段がないので、同じ番号のSIMカードを再発行するしかない、とのこと。しかし、それでも再発行した時点で前のSIMカードは無効になってしまうから、Apple IDのリセットはできても、iPhone端末は諦めるかしかないか・・・。余談ですが、この時、私のiPhoneにリモートで接続して作業をしていただいた。サポートからこんなこともできるのだ、と驚く。改めて書いておくが、アップルサポートの対応は本当に親切。困っているのに清々しい気持ちになった。

iPhoneを諦めて、SIMの再発行をするか・・・

娘も困っているだろうからと、SIMカードを契約しているQTモバイルの店舗に駆け込み、同じ番号のSIMカードを発行できるか確認すると、できます!とのこと。それでは!と、必要書類に書き込みをしていると、娘からの電話が・・・。ん、これって携帯からじゃない? 出てみると、「あったー! 歩道橋の上に合った!」と歓喜の声。紛失から丸一日。うーん。本当に良かった! QTモバイルの店員さんに丁寧にお礼申し上げ、紛失届を出した警察署にも申請を取り下げ、今回の事件は無事解決。

事前設定が大事です。転ばぬ先の杖

子どもがiphoneを持った時点で最初に設定しておくことを、今回の経験からまとめておこう

①AppleIDとそのパスワードの管理は、しっかりやっておくように子どもに伝える。紛失時に特に役立つことも伝えておく。
②「設定」→「iPhone端末の名前」→「探す」で、「iPhone」を探すは「オン」にする。

iphone「探す」 iPhoneを探すをオン

③「設定」→「iPhone端末の名前」→「パスワードとセキュリティ」をタップし、「2ファクタ認証」を「オン」、そして、信頼できる電話番号に、パスコードを送信したい電話番号を入れておく。これで、今回のようなパスワード再設定のためのパスコードを紛失したiPhone端末以外にも送ることができる。

パスワードとセキュリティ 信頼できる電話番号

電話番号を追加する際は、この番号の相手に確認パスコードが送信されるので、承認をしてもらわなければならない。

これで、iPhone紛失時の捜索とApple IDの再設定ができるようになった。まぁ紛失するというおっちょこちょいの性格が治るのが一番良いのだが・・・。

しかし、人間は間違うもの。あとで後悔するより、出来ることはしっかり設定して備えておけば安心だ。

 

関連記事

おすすめ記事2

コメント

この記事へのトラックバックはありません。

TOP